3~5歳のワンちゃん
この時期のワンちゃんは人でいうと20代から30代後半です。
元気いっぱいな時期でもあります。
この時期に気をつけていただきたいのは、「病気になりにくい習慣作り」です。
この時期の習慣が老後の健康管理に関係してきます。この時期からしっかりと健康管理を行いましょう。
●この時期に気をつけたいこと
下記の項目を行うことで、「病気になりにくい習慣作り」を行いましょう。
- 基本的な予防
- 年間1回の健康診断
年間予防スケジュール
フィラリア予防血液検査&フィラリア予防薬 | 4月~12月 |
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ノミダニ予防 | 1月~12月 |
狂犬病予防接種 | 年1回 |
健康診断 | 年1回(2回) |
歯石チェック&混合ワクチン接種 | 年1回 |
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フィラリア予防
ワンちゃんにノミ・ダニが感染すると、皮膚炎を起こしたり、伝染病を媒介することがあります。
家庭内でノミのライフサイクルが成立してしまうと、完全に駆除するのはとても大変です。人がノミをおうちに持ち込んでしまうケースもあるので、屋外に出ないワンちゃんもしっかり予防してあげることが大切です。
現在、いろいろなノミ・ダニの駆虫薬がありますが、お薬の成分や駆除効果、持続効果は同じではありません。
おうちの子にあったお薬や投与方法のアドバイスも致しますのでご相談ください。 -
狂犬病予防接種
狂犬病の予防注射は狂犬病予防法という法律で接種が義務付けられています。
当院でも狂犬病の予防接種をすることができます。
市区町村から届くハガキを持ってご来院ください。
(初年度登録がおすみでない場合はハガキは必要ありません) -
ワクチン接種
混合ワクチンでは以下の感染症の予防が可能です。
ワクチンを接種する前に健康診断を行いますので、定期的に体重や健康状態をチェックして記録できるいい機会でもあります。
毎年1回の接種をしてあげてください。予防できる病気 5種ワクチン 6種ワクチン 8種ワクチン 犬ジステンパー ◎ ◎ ◎ 犬アデノウイルス2型感染症 ◎ ◎ ◎ 犬伝染性肝炎 ◎ ◎ ◎ 犬パラインフルエンザ ◎ ◎ ◎ 犬パルボウイルス感染症 ◎ ◎ ◎ 犬コロナウイルス感染症 ◎ ◎ 犬レプトスピラ感染症 黄疸出血型 ◎ 犬レプトスピラ感染症 カニコーラ型 ◎ -
健康診断
この年齢のワンちゃんは、年間1回以上の健康診断をおすすめします。
→わんにゃんドックのページ -
健康な状態での血液検査の数値を知っておくと、もしも・・・の時の参考値とすることができますので、病気の早期発見にも繋がります。
日頃のワンちゃんの様子や心配な症状から各種検査を組み合わせて行うことができます。
お気軽にご相談ください。- 血液検査
- 糞便検査
- 尿検査
- レントゲン検査
- 超音波検査など